＜生活の向上と教育・研究・労働条件の改善＞

　春闘時期に各私大の賃金等の資料集を発行し、各組合の春闘交渉をすすめるために定期的に会議を行い、賃金の改善や教育研究労働条件の改善を求めています。不当な賃金切り下げには反対し、労働委員会なども活用、春闘交渉が充実したものとなるよう労働基本権の確立もすすめています。とりわけ期限付き雇用教職員が抱える諸課題の改善については重視しています。

＜不当な解雇や権利侵害を許さない取り組み＞

　不当な解雇や権利侵害については、教職員の生活と雇用を守る立場から、私大教連としての団体交渉支援、労働委員会や裁判なども活用しながら、跳ね返すよう取り組んでいます。弁護士費用や生活費の貸し付けを闘争救援基金で行い、資金的にも支えます。

＜学費負担軽減と私大助成増額を求める運動＞

　学費負担は限界を超えています。国民の教育を受ける権利を守り、父母負担の軽減と私立大学の健全な発展をはかるため、奨学金制度の充実と私大助成の大幅増額を求める請願署名運動に取り組んでいます。集まった署名を携え、衆議院・参議院の文教関係の議員を中心に紹介議員となるよう要請懇談を行っています。

＜教育研究活動＞

　理事長や学長によるトップダウン式運営に反対し、教職員をはじめとする全構成員の英知が結集できる大学運営をめざしています。毎年、夏に開催される日本私大教連主催の教育研究集会に参加し、全国的な学習と交流を行っています。
　文部科学省等による大学運営に対する不当な介入や干渉等の動きは、日本私大教連と連携し、許さないよう取り組んでいます。

関西私大教連（関西地区私立大学教職員組合連合）
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